汚れとシミの違いについて

着物につく汚れとシミの違いについて

着物につく汚れとシミの違いを知っておきましょう。

汚れとシミの違いは?

一般的にホコリや食べこぼし、飲み物をごぼすといったあらゆる原因でできたものを「汚れ」といいます。その汚くなった「汚れ」を放置して起きた色の変化を「シミ」と呼びます。

着物の汚れの落とし方

着物の汚れは、性質上、大きく水溶性、油性、タンパク質系の3つに分かれます。そして、それぞれ落とし方が異なります。自分でお手入れするときは、この3つをしっかり区別することが大切になります。

油性の汚れ

ファンデーション、口紅、皮脂、油(食用、機械)、泥ハネ

水溶性の汚れ

しょうゆ、酒、ビール、ジュース、コーヒー、血液(時間がたつとタンパク質に変化)

タンパク質、時間が経過した汚れ

血液の古いもの、牛乳、肉汁、魚の汁、カビ、黄変