着物を保管中に出来るシワを防ぐ

着物を保管中に出来るシワを防ぐ

着物を保管するときに出来るシワを防ぐために

丁寧に畳んでも、長く閉まっていますとどうしても着物にシワが寄っていることがあります。シワを作らないポイントをお伝えしますので、これは、着物をはじめ、コートや羽織など、全てに通じるコツとなります。

畳みながら、中の空気を抜く

どうして?

見頃を折りたたんでいくときに、どうしても着物の中に空気が入ってきます。保管中に空気でふくらんでいるところが上から押されて布にシワが寄っていきます。

ポイント

見頃を重ねたら、目には見えなくても、手の平を使って、裾に向かって動かし着物の中の空気を抜いていきましょう。

裾と衿を重ねない

どうして?

衿は着物の中で布がいちばん重なっている部分で、畳むことで厚みがでてきます。この上に裾を重ねると段差ができて、シワが寄ってしまいます。

ポイント

見頃を二つ折りにするときに、裾を衿の10cm程手前に置きます。